お通夜での心得

お通夜はお葬式前夜に行われる儀式で、故人との別れの儀式でもあります。出席を考えている場合の心得やマナーはなんでしょうか。

まず、もともとお通夜は私的なもので、家族や親しい人が参加するものだということを覚えておきましょう。知らせがきた場合はできるだけ参加しますが、問い合わせをした時に「内輪でおこないます」と言われた場合は参加を控えるのがマナーです。仕事の付き合いや知り合い程度なら、出席はしないほうが良いでしょう。都合でお葬式に来られない場合などはお通夜に弔問することもできますが、お悔やみの言葉を述べた後は長居しないようにします。通知が来ていて出席する予定だったのに都合が悪くなった場合は、代理人を立てて弔問をします。それもできない場合は、特に遺族に断りの連絡をする必要はありません。

弔問の際の服装はどうでしょうか。お通夜は取るものもとりあえず駆けつけましたというものなので、喪服である必要はありません。男性ならダークスーツで黒の靴に白いワイシャツ、女性は地味なスーツやワンピースに黒い靴、化粧は控えめ、貴金属は結婚指輪以外は外します。

お通夜の方法は個人や遺族の宗教によって異なるため、礼拝方法はあらかじめ確認しておきます。共通して心得ておく必要があるのは、控えめな振る舞いです。不必要な会話は慎むことと、大声で話したり笑ったりしないようにしましょう。知り合いも多く見かける機会ですが、目礼程度にしておきます。

通夜振る舞いを進められる場合は、なるべく参加することが礼儀です。故人との最後の食事という意味ですが、遺族を慰めたり、思い出などを語り合って故人をしのぶ機会となります。この場合も静かな話し方を心掛け、故人と関係のない話はしないようにします。どうしても通夜振る舞いに参加できない場合は、遺族に辞退する旨を告げて目立たないように退席します。

お通夜は個人にとっても遺族にとっても大切な儀式です。参加する際は遺族に対する心遣いを忘れないようにしましょう。

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